化学生物環境学科化学コース4年/
物理化学分野 吉村研究室
化学コースは、1年次に高校化学を復習しながら基礎を勉強し、高年次に上がるにつれ専門的な内容を学んでいくカリキュラムとなっています。高校までは暗記が多かったですが、大学ではなぜそうなるかを意識しながら勉強を進めていくため、より化学への理解が深まります。奈良女子大学の化学コースでは、化学の分野だけでなく数学や物理、生物といった他コースの分野も学ぶことができ、広い視野も身につけられる点が魅力だと思います。そして、1年次から化学実験を行うため、早くから実験の経験を積むことができる点も魅力の1つです。
奈良女子大学の化学コースは少人数なので、友達と仲良くなりやすく、また、先生方との距離が近いため丁寧な指導を受けることができます。
大学での化学は難しいと感じることもありますが、友達と助け合ったり先生に助けてもらったりすることのできる環境があるため、じっくりと学びを深めていくことができるコースだと思います。
化学生物環境学科化学コース4年/
無機化学分野 生物無機化学研究室
(奈良県立畝傍高等学校出身)
奈良女子大学化学コースの特長は女性が化学などを専門に学び、大学院への進学が当たり前の環境で勉学に励むことができる点です。女性主体であるからこそ自ら考え、行動する力を身につけることができます。私にとって化学は一番好きな分野でしたが、一番苦手な分野でもあり、大学からの勉強についていけるか不安でした。しかし大学の講義では、先生方がわかりやすく噛み砕いて説明してくださることで原理から学ぶことができたため、化学をより好きになり理解が深まりました。4回生からは研究室へ配属されますが、本学は真面目な学生が多く、日々刺激を受けながら研究に取り組んでいます。化学が苦手だけど好きな方、大学院への進学を考えている方にはきっと最高の環境で化学を突き詰めることができると思います。
化学生物環境学科化学コース4年/
無機化学分野 生物無機化学研究室
(聖心学園中等教育学校出身)
私が奈良女子大学に入学して良かったと最初に実感したのは、コロナ禍での対面授業が再開されたときです。2020年4月に入学し、前期はオンライン授業ばかりで大学に通えないもどかしさを感じていましたが、後期から化学コースの授業は対面中心になりました。大学に通い始めたことで、先生方から熱心な教育を受けられるありがたみを感じました。また大学の立地の良さ、治安の良さ、コンパクトさに気づき、自分の性に合っており居心地がよく奈良女子大学が好きになりました。化学コースとしては、3回生までにカリキュラムに沿って大学で必要な化学の知識を得て、4回生から研究活動が始まりました。化学コースは先生に対する学生の数が少ないため、先生方との距離が近く、手厚い指導をしていただきました。奈良女子大学で楽しい学生生活を過ごしましょう。
大学院化学生物環境学専攻博士前期課程2年(執筆時)/
無機化学分野 生物無機化学研究室(令和5年3月修了)
(愛知県立昭和高等学校出身)
ここにはジェンダーに縛られず、一人の人間として成長し、実力を活かすことができる環境があります。学部時に行う学生実験は2人1組で取り組みます。高校と違い思う存分実験器具を使うことができます。実験や講義を通して基礎を身につけたら、4回生で研究室へ配属され、1人1テーマで卒業研究が始まります。教員1人に対して学生が2人ほどの割合なので、先生方と直接ディスカッションをする機会も多く、不安なく研究に没頭できる環境です。研究テーマも多岐にわたり、世の中の様々な自然現象を理論的に解明する研究室から応用研究をテーマにして社会貢献に力を入れている研究室もあります。私も化学の知識をベースに微生物や遺伝子を扱う研究を行なっており、化学の研究領域の幅広さを感じています。このような環境で過ごすことで、様々な知識を吸収しながら、主体的にチャレンジする力を身につけることができます。社会に出ても奈良女で身につけた力を発揮できると信じています。
大学院化学生物環境学専攻博士前期課程1年(執筆時)/
生命機能化学分野 生物無機化学研究室(令和2年3月修了)
(静岡県立沼津東高等学校出身)
本学の化学コースは教授に対して生徒の数が少ない所が魅力だと思います。その為学生と教授の距離が近く、実験や授業で疑問に思った時にすぐに質問が出来、自ら学ぶ環境が整っていると思います。3回生までは化学を専門とする為に土台となる幅広い理系科目の講義を自分の興味に合わせて履修する事が出来ます。学年が上がるにつれて講義の専門性が増し、1回生の時は理解するのが難しかった内容も、徐々に上乗せされた内容を学んでいくことで自然と理解を深める事が出来ます。また、化学のプロフェッショナルである教授の方々の講義は内容が濃く、疑問にも丁寧に答えてくださるので化学に面白さを感じる瞬間がきっとあると思います。4回生になると研究室に配属され、実験に励む日々になります。少人数ならではのアットホームな雰囲気で化学を学びませんか。
大学院化学生物環境学専攻博士前期課程1年(執筆時)/
生命機能化学分野 生命有機化学研究室(令和2年3月修了)
(岡山県立津山高等学校出身)
私は高校生の時から化学が好きでこの化学コースに進学しました。奈良女子大学はとても落ち着いており、専門的な知識や考えをじっくりと深めることができます。研究室に配属されてからは、自分で実験を組み立て、研究を進めています。研究で思うような結果が得られないときにも、なぜうまくいかないのか、どのように改善すればよいのかを考えてチャレンジする中で、日々研究が面白くなってきています。今後もさらなる高みを目指すため、実験スキルを向上させるとともに、難しい課題にも挑戦し、尊敬する指導教授や先輩方とともに日々研究に励んでいきたいと思います。